全ての不調を糖質制限してBrandnewママになる

40歳子育て初心者のママの身体に起きていることを赤裸々に綴っています。暖かいお気持ちで読んでいただければありがたいです。

ストレス解消法に甘いものを食べる子育てママを襲った生々しい悲劇

「子供が寝たらご褒美にアイス食べよう」とか、

子どもが見てない隙に自分だけのスイーツを慌てて口に放り込む。

ちょっとだけなら。なんてママもいるのではないでしょうか。

 

甘いおやつ、しょっぱいポテチなど交互にいけちゃう花緒です。

でもそれが原因でおむつ替えすらできず廃人のようになっちゃったダメダメママです。

 

こどものおむつ替えもだるくて吐きそうでできない。

走り回る子どもに「お願いだから静かにして」と懇願する日々…。

 

行くとこまで行っちゃった私ですが、

「このままではいけない」と思う自分。

 

でも体が先に音を上げている状態。

最終的には可愛いはずの我が子を自宅で見る事ができなくなるのでは?

と思い悩み支援センターにすがる思いで電話しました。

 

今回は私の身に起こった生々しい悲劇。

全ては頑張ってる自分にご褒美と思って食べていたスイーツが原因で

児童養護施設に子どもを預けるべきかどうか悩んだ悲劇の一部始終を

お伝えしていけたらと思います。

 

自治体の子育てママ電話相談に連絡

 

私:「もし母親が子どもの面倒を病気で診れなくなった場合どうしたらいいですか?」

そう尋ねると、

 

相談員「今、体の具合が良くないのですか?」

 

私「はい。1ヶ月程前から体がだるくて、頻繁に食べ物にあたってしまうようになりました。月に3日ほどだったのが、最近では毎日のように吐き気がして食欲が半分以下になっています。」

 

相談員「眠れていますか?」

 

私:「いいえ、子どもと一緒に寝ているのですが私の身体の上に乗らないと眠れないみたいでいつも眠れた気がしません。少しでも私が離れたら泣いて起きてしまいます」

 

相談員:「御主人さんのサポートはありますか?」

 

私:「妊娠がわかった時から単身赴任で…」

 

相談員:「ではお1人で産まれた時からずっと頑張ってこられたのですね。今までよく頑張りましたね。」←泣きそうになる。

 

私:「主人の赴任先は隣の県なので2週間に1度は帰ってきてくれます。でも子どもは私にしか懐かないと言うか、まだパパの存在は薄いみたいで…」

 

相談員:「近くに頼れる方はいますか?」

 

私:「自分の母親はいるにはいるんですが、姉の子ども3歳と5歳を朝から寝るまで見ていました。因みに私の姉夫婦は両方ともフルタイムの営業職です。孫2人の食事の世話から幼稚園の送り迎え、お風呂、習い事の送迎、夜の読み聞かせや寝かしつけまで全て私の母がしているので、頼れません。」

 

相談員:「お母さまもおばあちゃんと言うよりはママですね。何歳ですか?」

 

私:「母は70歳です」

 

相談員「それは本当に頑張っておられますね。

 

私「そうです。これ以上孫は見れないと思います」

 

相談員「旦那様のお母さまは?」

 

私「今、背骨を骨折して自宅療養中です」

 

相談員「それも大変な状況ですね」

 

直ぐに児童養護施設へとはならない

 

先ずはファミリーサポートに登録を促されたりしました。

 

しかし、他人さまに会えるような状況ではないと伝えると、

地域のコープがしている「お互い様」と言うサービスでママが自宅で療養中に登録している人がごはんの支度をしてくれたり家事を変わりに行ってくれる時間単位のサービスです。

 

子どもは保育所に通わせていたので、保育所の送り迎えだけファミサポさんにお願いする考えもあったのですが、なんせ事前登録やら顔合わせやらのステップが体調不良時にハードルが高すぎて現実的ではありませんでした。

 

保育園帰宅後からがしんどい

 

2歳の男の子。お昼寝をたっぷりして帰宅したらパワー全開!

「ママ、一緒に遊ぼう!お外行こう!」

 

元気なママでも毎日ヘトヘトになるのに、1日中吐いたり吐き気に襲われてごはんも食べれない母親が面倒を見るのは無理!でも話して理解できる年齢ではありません。

 

私は何とか子どもの食事を準備し、ふらふらになりながら保育園へ送り届け、

15時まで布団で横になり、何とか子どもの食事の準備を済ませ、保育園へお迎えに行く日々でした。

 

イヤイヤ期と体調不良でイライラマックス

 

2歳になってちょっとしたことで泣く事が増えた息子。

初めての子育ててでこんなにもイヤイヤ言うものかと途方に暮れました。

 

  • 朝、起きようね→嫌っ!
  • おむつ替えようね→嫌っ!
  • 服着替えようね→嫌や~
  • ご飯食べようね→嫌!
  • 歯磨きしようね→いや
  • お顔洗おうね→イヤ!
  • 保育所行こうね→イヤイヤ!
  • 靴履こうね→イヤ!!!
  • 車に乗ろうね→いやや~

そしてこの1つ1つの動作を親がやってしまうのも嫌で、「自分で!!!」

と言ってやろうとして、いつの間にか他の遊びになって時間だけが過ぎて行く。

 

朝だけでストレスマックスになっているのがわかりました。

こっちも体調が悪いのでプチプチ切れます。

 

何度怒鳴りつけたかわかりません。

後から本人にごめんねと謝りますが、母親である私の方が自己嫌悪。

 

「これ、ほんと虐待だよなぁ」

不妊治療6年間頑張って頑張ってようやく授かった我が子に笑顔1つ見せれない母親…。

 

ママ失格…。

 

それでも育児はお休みがありません。24時間交感神経バリバリ。

どんなに体調が悪くてもごはんが食べれなくても息子を保育園に送り届けた足で病院へ

直行して点滴を打つ日々を3ヶ月続けていました。

 

心の栄養を全て使い果たし仮面うつ病

可愛いはずの我が子に全く可愛さを感じられない、可愛いと思える心の余裕がないまま

体力、気力ともにすべてのパワーを使い果たした私は気づくと1ヶ月で13kg減っていました。

 

点滴に行っていた病院の先生には「甲状腺機能低下症ならうつ傾向になりやすいし、一度精神科行ってください。ただし精神科は予約でいつもいっぱいだから3ヶ月後とかになるかも…。」

 

そう言われ、最後の力を振り絞って割とすぐ見てくれるメンタルクリニックを受診すると、抗うつ薬を処方されました。

しかーし、これが更なる悪夢の始まりだったのです。

 

抗うつ薬を服薬後意識朦朧吐き気全開

 

それまで子どもを保育園に送り届けた後、何とかできていた家事も全くできなくなり、

朝食の準備も、洗濯もお風呂掃除も、夕飯の準備も食材の買い物も全てできなくなりました。

 

ちょうど週末だったので、主人が単身赴任先から帰宅。

今の現状を全て話をして、その後しばらく実家に転がり込みました。

 

そして、水しか飲めない娘の私を見て母が、大きな病院で診てもらうようにと。

次の日、あまりにも吐き気がひどい私を連れて違う病院へ行くと、検査入院を勧められました。

 

主治医からは「いままで少し頑張り過ぎたから、子どもちゃんとも少し離れてみよう」

と言われたのです。

 

愛しい我が子。本来なら離れたくないはずなのに、この一言に救われるような

気持ちになったのは事実です。

 

結局、児童相談所児童養護施設に子どもを預けることなく、実家の母に無理やり預けました。

 

こんなに細くなるまで頑張って…

 

母は、直ぐに受け入れてくれました。2人も3人も変わらないから(笑)と。

その笑顔に救われ、次の日から即入院。

 

入院して病院着に着替える私の姿を見て母が、

「こーんなに細くなるまで1人で頑張って…。気づいてあげられなくてごめん」って。

 

いやいやこっちこそごめんよ。だよ。

 

検査入院で様々な検査を実施

 

血液検査、甲状腺の検査、胃カメラ、大腸カメラ、その他色々な検査をしました。

結果は異状なし。

 

当然大きな病名がつくものと思っていた私は、愕然としました。

「こんなにしんどいのに何もないって!?どういうこと?」

 

入院先の主治医も精神科の受診を勧めてきました。

紹介状まで書いてくれて。

 

心療内科ではうつは治らない

 

退院後、心療内科をすぐ受診。抗不安薬睡眠薬をもらいましたが、飲んでいる時はいいものの、そのあとのしわ寄せ感がひどく、再び実家で2歳の息子と一緒に生活するには抗不安薬睡眠薬も夜泣きする我が子をみながらの服薬はヘビーでした。

 

2歳でも普通による起きます。ぐずります。ママ―って自分が起きるとママを起こします。

 

食事でなんとかするしかない

 

母:「あんた家で1人で何食べてたん?」

 

私:「子どものごはんはちゃんとしないと!と思って栄養面も考えて作ってたけど、

私はテキトー。お菓子だけの時とかあった。」

 

母:「今日から食のリハビリ」

 

孫3人を見ながら私にも離乳食のような特別メニューを作ってくれらたのです。

そこで出会った糖質制限食。

 

と言うか、スナック菓子や甘いものばかり食べていた私は糖質過多。

糖質オンリーの食事をしていたと言っても過言ではない食事を常食していたので、

体がその食事を強制終了した感じで吐き気は始まったのです。

 

母が作ってくれたのは、白身魚を軽く湯通しし、ポン酢で食べる。

ささみとキュウリを合える。など、離乳食が完了してすぐの子どもに食べさすような食事を提供してくれたのです。

 

ですが炭水化物の量は子どものお茶椀の1/4程度。

 

高たんぱく+野菜

 

油を使った料理は吐き気を誘因するので、一切やめてもらい家族の揚げ物をする時は

私は他の部屋に待機してしのぎました。

 

1週間が経ち、

1ヶ月が経ち、

3ヶ月が経ち…。

 

徐々に自分で料理をすることもできるまでに回復しました。

先生も驚きです。

 

それまでお菓子や甘いもの、ごはんやパン、パスタで簡単に済ませていた食事から、

高たんぱく食をメインに野菜をたっぷりと。油分で吐き気を誘因してしまうので

油分はくるみやアーモンドなどナッツで補うように努めました。

 

甘いものを断って1年

 

甘いものを自然と欲しがることが少なくなりました。

甘いものを食べると、血糖値異常が起きるようにもなりました。

 

 

以前は、1日中ずっとチョコレートやアイス、ポテチにバウムクーヘン

エンプティ―食なら病気になるのも当たり前ですね。

 

子育てうつは甘いおやつから

 

自分が消化器症状をメインとする不調で鬱と言われた時、正直納得できませんでした。

ドクターショッピングを繰り返しました。

 

しかし、私の場合はいわゆる仮面うつ。

メンタルにわかりやすくでるのではなく、消化器症状に出てしまう鬱でした。

 

胃腸不快感が続いているなら

子育てママの約4割が胃腸不調を感じているというデータがあります(養命酒製造株式会社調べ)

 

その胃腸不調がストレス解消にと食べている甘いものが原因で招いている。

そんな事実は浸透していないかもしれません。

 

テレビつけると糖質バリバリのスイーツを美味しそうに頬張られたら

そりゃ食べたくなりますよね。

 

でも、毎日笑って普通の日常を送る為に私は高たんぱく食。

低糖質食。

 

すると自然にイライラも怒りも、あれほど悩まされた吐き気も

自然と治るのですから体は不思議です。

 

まとめ

 

現在子どもは3歳1ヶ月。私は41歳。

高齢出産で若いママに比べて体力の無さを日々実感しています。

 

しかし、去年私を襲った悲劇から地道に食事だけで改善したことは、

今後の私の人生で大きなプラスになりました。

 

子どもや主人の食事傾向にも興味が湧きました。

何より食事の大切さを痛感しました。

 

私のような症状は何も子育てママに限ったことではありません。

長年糖質過多の食事を続けている人なら男女問わず陥る可能性があります。

 

病気って自分で治せるんだ。

と言うことを教えてくれました。

 

川徳美先生著書のうつ消しごはんや、

医師や薬に頼らない!全ての不調は自分で治せるを身をもって体験したことが

だれかの役にたてればと思います。

 

今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。