機能性ディスペプシア治った
機能性ディスペプシアと診断されたあの日。
よくわからない診断名の情報を得ようとスマホにかじりついていました。
吐き気、食べられない、胃が張る、背中が痛い。
途方に暮れていました。
四国に住んでいますが、東京の板橋区新橋クリニックがよさそうなので本気で受診しようとすら考えていました。
でも1年経った今、吐き気ありません。
食事量も3食きちんと食べれています。
薬も飲んでいません。
お腹も張りません。前は24時間ずっと張ってました。(婦人科で診てもらったくらい)
今は背中がたまに痛くなるくらいです。
機能性ディスペプシアは治る?
しかも日本で正式に診断名として認められたのは2013年のことだそう。
忙しさ、ストレス、寝不足、パソコン仕事など、
交感神経がONの状態のまま走り続けていると
いつしか副交感神経との交換が自動でできなくなるそうなのです。
それが消化器系の症状として出ちゃう(´・ω・`)
私が見てもらった医者はここまで詳しい説明はしてくれません。
「 胃カメラして、特に異常がないからって薬で様子見て~っ」て軽い感じでした。
絶対重い病に罹患していると思っていました。
症状は日に日に悪くなる一方。
胃腸症状だけでなく精神的なダメージもミックスされてきます。
今、機能性ディスペプシアになってお困りの方は途方に暮れていると思います。
長引く症状に心を痛めていると思います。
私は医者でも無く専門の知識もありません。
ただ、自分のやり方で薬に頼らず試行錯誤を繰り返しながら徐々に回復したパターンです。少しでも参考になれば嬉しいです。
薬では治らないし悪化した私のパターン
処方された薬を飲んで次の日から通常業務に復帰できるほど単純なものではありません。アコファイドは機能性ディスペプシアに有効な薬と言うことで「これで治る~」なんて飲みましたが、全く!!!効かない!!!
薬を飲んでもそりゃ治らない訳だよ。。
私は薬を飲むと病気って治ると思っていましたが、機能性ディスペプシアは対処療法では治らないと言うことを身をもって感じました。
1日や2日で治らない。薬で完治しない。
月単位で改善を図っていく病気だと闘病生活を送りながら感じました。
薬が効かないワケ
いい薬だと言われているのになぜ効かない?
薬の効きが良くないのは、薬が悪いのではなく、医者の処方ミスでもありません。
糖質まみれの生活を長年続けてきたからです。これが1つの原因。
自分の体重1kgあたり1gのたんぱく質を摂取する事を怠っていた生活が長年続いたことが大きく関係しているようです。
40年間のたんぱく質不足
日本人主食はごはん。ですよね。
主な食と書いて主食。
大切なエネルギー源。
そう頭に擦りこまれてきましたよね。
病気になるとおかゆを当たり前のように出されていました。
ですが、機能性ディスペプシアになって白いご飯がなぜか食べれない…。
大切な栄養のはずなのに体が拒否をしている。そう感じました。
白米の匂いが不快に感じました。
たんぱく質が不足する事がが機能性ディスペプシアになる1つの要因だったのです。
もちろん引き金になることはストレスだったり運動不足だったりと色々あるのですが、基本的には糖質まみれの生活をしてきた結果なのです。
理由がわかったら即実行!
そう思って始めた糖質制限に苦労する日々を下記に綴っています。
たんぱく質を食べれば吐く日々
じゃぁ、積極的にたんぱく質を取ればいいじゃん!
と言うことで、吐き気しているけど頑張って肉食べました。
しかし食べるとムカムカ。胃もたれがしてまた吐き気止めを飲む。
そんな日々が半年以上続きました。半年rて…。
たんぱく質不足の人がいきなりたんぱく質を摂るとムカムカするんだそうです。
自分の体重に対して1gが1日の規定量。
病気を治したい場合は2gが理想とのこと。
全くたんぱく質が摂取できませんでした。
まるで過去の自分の行いをあざ笑うかのように体がこれでもかと拒否してきました。
それでも毎日コツコツ。こつこつ。コツコツと。
卵や肉、魚や豆腐などのたんぱく質を1日3食。
そしてプロテインも5g×3回/1日でしばらく様子をみる日々。
(理想は20g×2/1日)
糖質の欲求がなかなか消えない
私が地味に苦労したのは、糖質の欲求が消えない事でした。
甘いもの食べたい。たんぱく質は食べれないけど砂糖たっぷりのお菓子なら
すんなり食べれたり…。何が正解か見失いそうになったこともありました。
藤川先生の著書には「たんぱく質が満たされてくると自然に糖質の欲求が減る」と書かれてありましたが、私の場合糖質制限をスタートしてから半年経っても糖質の欲求はままだありました。たんぱく質の摂取量を増やすと吐き気に襲われたり。ここが一番苦労した点でもありました。我慢はしましたけど。
たんぱく質の規定量を摂取できるのに1年かかった
最近調子いいからたんぱく質の量を増やそうかなとプロテイン20gを飲むと
ムカムカ吐き気に襲われてまた量を減らし地道にやってきました。
1年たってようやく13g×3/1日摂取できるようになりました。
これはプロテインの量だけ。
朝に卵2個
昼に肉手のひら分
夜にも肉や魚手のひら分
このように摂取を地道に続けて行くと
3歳の子どもがいるので夜中起こされたりしますが、
途中で起きてもまた直ぐに眠ることもできるようになりました。
食材が変わった!
食費の70%がたんぱく質。80%の時もあります。
ピザや焼きそばうどんやパスタなどは一切買わなくなったのです。
香川県民なのでうどんは本当によく食べますが、うどん屋のおでんでしのぎました。
ジュースもお菓子も買わなくても満足するようになりました。
卵を購入する量が圧倒的に増えました。最初はアレルギーを気にしていましたが今では荒れていたお肌まで綺麗に。
調理法が変わった!
メイン料理に肉や魚を使う以外に副菜にもちょいたんぱく質を意識します。
酢の物に小魚いれてさらに大豆入れる。みたいな感じです。
- 木綿豆腐のたらこあん
- 大豆とちくわ&お揚げたっぷりのひじきの煮つけ(お揚げは湯がいて油を落として)
- サラダチキン&卵&豆腐のサラダ
どうしてもパンが食べたい時は小麦粉にプロテインパウダーを混ぜて
少しでも罪悪感を減らします。
しかし、そのそも糖質への欲求が減ったと言う驚きの事実があります。
本当に以前のように糖質が欲しくなくなったのです。
食べ方が変わった!
以前は白いご飯を最初から食事と一緒に出していましたが、
たんぱく質や野菜をお腹いっぱいに食べてから最後にどうしても食べたければ、ごはんを食べるようになりました。
ちょっと今日は量が少なかったなぁという日は
ヨーグルトにプロテインを混ぜて子どもと一緒にデザートを楽しみます。
3歳の息子もヨーグルトだけよりプロテインんを混ぜた方が好んで食べます。
糖質を摂ると血糖値異常に陥った
機能性ディスペプシアもよくなったしと気が緩んでいたある日。
お昼にフランスパンメインのサンドイッチを食べました。
すると夕方16時半ごろから急激にお腹が空きだし、やがて冷や汗が出て倒れそうになりました。恐ろしい。手が震えて運転するのが怖くなりました。
きちんとたんぱく質メインの食事をしていると空腹でもこんな風にはならないので、
改めて体が必要としている本来の食事のあり方について知ることができた気がします。
精神的に弱いし繊細だからこそ
私は周りから完璧主義ってよく言われます。
自分では適当なんですがね。最近はHSPということもわかりました。
自覚するところもあります。
心配性なところとか。
今後子育てしていけば今以上にもっと色々な事が起きるでしょうね。
でもこの食生活をベースにするとなんだかやっていけそうな気がします。
子どもの発育にとってもいいのではないかなと思います。
ドクターショッピングする手間がだいぶ省けますからね。
目標はドクターショッピングより、子どもと少しでも色々な所に行けますように。
高齢出産だからこそ、子どもとの人生を少しでも楽しみたいという母心。
高齢出産だからこそ、自分の体をまず大切にしなきゃ。
さ、今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
たんぱく質をどんな風に始めたかの記録を残していますので、
紙ベースですが少しづつアップできればと思っています。